ブラジルで進行中のプロジェクトご紹介
 ブラジル移民100周年記念事業
 「21世紀の森」づくり全伯植樹キャンペーン植樹祭

 1908年6月、多くの日本人を乗せた笠戸丸がブラジルサントス港に到着しました。そして2008年、ブラジルに足を踏み入れてから「ブラジル移民100周年」を迎えます。そのブラジル移民100周年を記念して、破壊され続けた森を取り戻そうと「21世紀の森づくり」記念事業が進行中です。
昨今、地球の温暖化は切実なものとなっています。これまで、地球温暖化は世界の遠い所での話、一部の学者、研究者の話としか受け止めていませんでした。しかし、皆様現実の世の中はどうでしょう?地球温暖化を日常生活で実感できるような現象が現れ、こども、孫、次世代に生きる人間にきれいな地球を残せるか不安と怖さを感じます。異常な夏の暑さ、気象変動、生態系の変化、ヒマラヤの氷河や北極の氷の溶解、南極も氷がなくなる、また世界中で異常気象が起きています。それは先進諸国などの二酸化炭素の排出や、森林伐採により、破壊され続け、地球の環境破壊が進んだ結果だと思います。現在、地球上の熱帯雨林の減少は、驚くことに毎年17万平方kmずつ減少していると言われています。これは2年間で日本の面積ぐあいの熱帯雨林がなくなる計算となります。特にあの広大な土地を有するブラジルの森林伐採は、地球環境に著しく悪影響を与えています。
 2004年は1年間で、27,429平方kmの森林が破壊されたとされ、それが近年は伐採が一層進み、もっとこの破壊は拡大しており、このままではアマゾンの熱帯雨林は数十年で消失してしまう恐れがあると言われています。そこで、この問題を解決するためには、二酸化炭素の発生を抑制する活動だけではなく、植樹により、二酸化炭素を吸収するための森を作り、育てる活動も急がなくてはならない大変重要な課題だと考えます。それには経済的に恩恵を受けた先進国、これまでに最も多く、二酸化炭素を排出している国とその政府、森の伐採を行い、その恩恵を受けてきた先進国企業も、世界的な植樹運動に協力しなければならないと思います。
 プロジェクトの趣旨と目的
現在、人類が抱えている最も大きなテーマが環境問題であることは明白です。文明の発達と引き換えに私達は自然破壊に起因する地球温暖化や二酸化炭素による弊害を早急に解決しなくてはならないという義務を負うことになりました。世界中の人々が環境問題に取り組んでいる現在、私達もこの問題を、地球上に住む人間の1人として受け止め、何らかのアクションを起こす必要があると考えました。それが例え、小さなことであっても、より多くの人間が関心を持ち、行動することで、僅かずつでも解決の方向に向かって進んでいくものだと思います。ブラジル日本移民100周年というこの機会に私達は、日系人が率先して、この問題に貢献しなければならないと考え、その方法の1つとして、木を植え、森を再生することを提案し、実行することになりました。
 プロジェクトの概要
1)100周年の森づくりキャンペーン
  全伯に存在する約400余りの地方日系団体に対し、夫々その団体が所属する市町村の公園や遊休地に日本移民100周年を記念して植樹事業を呼びかけるキャンペーンで、少なくとも全伯100団体以上の参加を見込み、500本以上の植樹を実施し、累計5万本以上の植樹実績を目標とします。
2)「日伯友情の森」づくりキャンペーン
  21世紀の森づくりプロジェクトにより、地方の植樹委員会の支援を行うとともに、オイスカ・ブラジル総局の協力を得て、サンパウロに於いて、地方の模範となるべき植樹事業を行っていこうというのがこのプロジェクトです。移民100周年を契機に日伯の友好関係がさらに深まることを願い、サンパウロ州政府とサンパウロ市庁府の協力により、州立チエテ・エコロジー公園内の100ヘクタールの土地に4年をかけて、10万本の自然木(郷土植種)を植樹することにより「日伯友情の森」と名付けた自然の森を再生しようとするものです。

 規模の概略
・植樹場所/サンパウロ市及びグアルーリョ市にまたがる
      州立エコロジー公園内
・植樹面積/100ヘクタール(100万平米)
・植樹本数/10万本(100〜150種の亜熱帯性自然木、郷土植種)

 プロジェクト進行状況
1)このプロジェクトに賛同する有志で組織される日本みどりの会とDAEE(サンパウロ州治水・電力エネルギー局)との間で、州立チエテ・エコロジー公園内で10万本の植樹プロジェクトを実施する協定書の調印成立。
2)サンパウロ州政府、サンパウロ市庁と折衝してきた結果、州、及び市の日本移民100周年記念委員会の公認事業として認められ協力を得られることとなった。
3)CESP(サンパウロ電力公社)、州森林院、市緑化・環境局等より苗木4万本以上の提供確約を得る。
4)このプロジェクトを実現するための準備委員会を発展的に解消、協会以外からの専門家や経験者などの人材を含めた中央植樹委員会を発足。
5)3人の作業員の契約、エコロジー公園内での育苗作業用機材購入と作業を開始。
6)整地、除草などの器具類購入。
7)技術的な、また予算的な精度を高めるため、1haのパイロット植樹を行う準備が整う。
(2007年10月現在)


ブラジルの植樹から、緑のある美しい地球を願い、ブラジル日系人移民の方々をはじめ、ブラジルサンパウロ州に「21世紀の森」植樹構想を支援していきたいと考えております。これは遠大な事業ではありますが、地球環境を守る大切な一歩だと確信しています。そして、この事業は1人1人の協力によって成り立つ事業です。以上の趣旨を1人でも多くの皆様にお伝えし、多くの方にご賛同のうえ、ご協力をお願いしております。地球環境破壊を抑え、守り、美しい地球を作っていきたいという事業にご理解いただいた上で、ご協力いただけるという方はご連絡お待ちしております。
連絡先/E-mail: fairtrade-japan@bridge.ocn.ne.jp


資料
劇団笠戸丸ブラジル公演 寄付のお願い(2009.1.11更新)(185KB) 
ボクノフルサト。 ポスター(2009.1.11更新)(194KB)

熊本市にて劇団笠戸丸・ブラジル公演の壮行会がありました!(2009.1.31熊日新聞掲載記事 481KB)  ご案内(131KB)

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